「先生の車、綺麗だね。」


そう言った私に先生は笑いながら答えた。



「でしょ?結構綺麗好きなんで!!…今、意外とか思ったべ?顔に書いてるっちゅーの。」


先生はゆっくりとアクセルを踏んだ。私はそんな先生の隣で少し吹き出していた。

すると先生は「何で笑うんだよ」と言いながら私の頭を軽く叩いた。



周りからみたら恋人同士。

…なんて思いながら先生の方をずっと見ていた。