ある日の昼休み。私はいつもみたいに先生を待っていた。

でも先生はなかなか来ない。


それにそういう日に限って何だか目の前がくるくる回っている。それと頭が痛くて顔が熱い。



私はそんな体の異変ですら気付かないふりをして授業に出て、休み時間になったら先生を捜していた。




そして放課後。
私の楽しみの一つの生徒会の時間。

私は歩くのもままならない足取りで生徒会室へ向かった。


まだ先生方は集まってなくて、いつものメンバーしかいない。



私は少しがっかりしながらも荷物を置いて、みんなに挨拶をする。

するといきなりその場に倒れてしまった。


生徒会の先輩や仲間が心配してくれている。

でも私は「大丈夫」と良いながらストーブの前に移動した。


真夏だからストーブなんて入っていないのは分かってたけど、本当に寒くて吐き気がするほど辛かったので近くによって気を紛らわせたかった。