心を奪われたお姫様


へいへい、分かりやしたよ


  それきり話さなくなった真斗さんが何だか気になる


  ちらちら真斗さんを見ていると


  バチっと目があってしまった。


  「さっきからチラチラ見やがって」


  「いや、その」


  「そうか俺に興味があるのか」


  はぃぃぃぃ?


  「だったらちょっと来い」


  ぐっと腕をつかまれ店を出される


  「ちょっと痛いんだけど」


   「ねえってば」


  この人耳ないの?