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話したりふざけたりしてると
怒ってくれるみぃちゃんがいなくて
時々遊んじゃったけど
集中して勉強できた。
「ありがとう。ばいばーい。」
「ばいばーい。」
慎吾の家を出てお礼を言って
大貴と二人で帰る。
慎吾の家からは
駅とわたしの家は正反対。
「送ってくよ。」
「そんなに遠くないから
大丈夫だよ。」
「暗いし、一応女だろ?」
「一応ってなによー?
あっ、わたし
シャーペンの芯切らしちゃったから
駅行くよ。」
「わかった。」
二人で夜道を歩くなんて
部活が偶然一緒に終わった時くらいだな。
