「なによ。びっくりしたじゃん」
「ひろちゃんの話聞いてた?」
あからさまに目が泳ぎだした彩希。
ウケる。ほんと彩希おもしろい。
「‥‥聞いてませんでした。」
「だろーな。ずっと外見てたもんな。」
なんか俺がずっと彩希を
見てたみたいじゃねーか。
「えー。バレてた?
恥ずかしー。」
べつに彩希はそんなこと
気にしてないようだけど。
「どーせ、"雨やだな"って
考えてたんだろ?」
「えっ!そんなに顔にでてた?」
自分の顔を両手で押さえて
ちょっと赤くなってる彩希。
かわいい‥‥‥かも。
"かも"だからな。
べつにかわいいとか
思ってねーし。
ぶさいくなほうじゃないし、
てゆーか、普通にかわいいけど
べつに深い意味ないし。
