「それが恋だよ」
結衣が真剣な顔で言う。
昼休み、私と結衣はいつもの階段の踊り場でお弁当を食べる。
結衣に古沢さんのことを話した。
「琴子もやっと実現できそうな恋をしたんだね」
「…」
恋?
これが恋?
なんか自分が思っているのとは違うけど。
「大学生ならいいんじゃない?いろんな所に連れて行ってくれそうだし、楽しそう」
「まだ好きとかそういうんじゃないから」
「だから、そのふわふわした気持ちが恋っていうの。
琴子のお母さんだってふわふわしてるでしょ」
「うん」
うかれてる感はある。
でも、航也さんの時みたいなドキドキした感じはない。
ただ、話をしてすごく楽しい。
一緒にいて楽。
こういうことが恋なの?
「琴子、よかったね」
「まだ、その人のことなんにも知らないし、2回しか会ってないのに」
「恋は、回数じゃない。一目で落ちるもの」
結衣が真剣な顔で言う。
昼休み、私と結衣はいつもの階段の踊り場でお弁当を食べる。
結衣に古沢さんのことを話した。
「琴子もやっと実現できそうな恋をしたんだね」
「…」
恋?
これが恋?
なんか自分が思っているのとは違うけど。
「大学生ならいいんじゃない?いろんな所に連れて行ってくれそうだし、楽しそう」
「まだ好きとかそういうんじゃないから」
「だから、そのふわふわした気持ちが恋っていうの。
琴子のお母さんだってふわふわしてるでしょ」
「うん」
うかれてる感はある。
でも、航也さんの時みたいなドキドキした感じはない。
ただ、話をしてすごく楽しい。
一緒にいて楽。
こういうことが恋なの?
「琴子、よかったね」
「まだ、その人のことなんにも知らないし、2回しか会ってないのに」
「恋は、回数じゃない。一目で落ちるもの」

