教室に着いた私は、机に顔を伏せた。
本当にどうしちゃったの?
告白なんて。
しないって自分で決めてたのに。
「おはよう、琴子」
結衣の声。
その声とともに私は顔を上げる。
「どうしたの?顔、真っ赤だよ」
結衣の驚いた声。
自分でもわかる。
顔がすごく熱いもん。
「結衣。私、今日取り返しのつかない失敗をしたの」
「どうしたの?」
「…さっき告白したの」
小声で言う。
「えーーーー」
結衣の大きな声が教室に響く。
まわりにいた人がこっちを見ている。
「結衣」
私は、結衣をにらみつけた。
「ごめん。
でもなんで?告白しないっていってたよね」
結衣の目が興味津々の目になっている。
「うん…。自分でもわからない…勢いで…無意識のうちに…」
そうなんだよねー。
ホントに事故みたいなもの。
できることなら、あの時間に戻りたい。
そしたら、告白なんて絶対にしない。
「勢いで…。
で、相手の人はなんて?」
「そんなのわかりきってる。
だから、逃げてきたの」
「えっ?
告白して返事もきかないできたの?」
結衣の怪訝な顔。
「聞けるわけないよ。結果っていうより、絶対におかしな子みたいにみられるだけ。
そして、電車も変えられてそれで終わり」
そうよ、結果なんてわかりきってるから告白なんてしないって決めてたのに…。
私のバカ。
「そうかな。意外と女子高生と友達になれるとか思ったりして」
「あの人はそんないい加減な人じゃない」
「ていうか、その人のことなんもしらないくせに」
「…」
本当にどうしちゃったの?
告白なんて。
しないって自分で決めてたのに。
「おはよう、琴子」
結衣の声。
その声とともに私は顔を上げる。
「どうしたの?顔、真っ赤だよ」
結衣の驚いた声。
自分でもわかる。
顔がすごく熱いもん。
「結衣。私、今日取り返しのつかない失敗をしたの」
「どうしたの?」
「…さっき告白したの」
小声で言う。
「えーーーー」
結衣の大きな声が教室に響く。
まわりにいた人がこっちを見ている。
「結衣」
私は、結衣をにらみつけた。
「ごめん。
でもなんで?告白しないっていってたよね」
結衣の目が興味津々の目になっている。
「うん…。自分でもわからない…勢いで…無意識のうちに…」
そうなんだよねー。
ホントに事故みたいなもの。
できることなら、あの時間に戻りたい。
そしたら、告白なんて絶対にしない。
「勢いで…。
で、相手の人はなんて?」
「そんなのわかりきってる。
だから、逃げてきたの」
「えっ?
告白して返事もきかないできたの?」
結衣の怪訝な顔。
「聞けるわけないよ。結果っていうより、絶対におかしな子みたいにみられるだけ。
そして、電車も変えられてそれで終わり」
そうよ、結果なんてわかりきってるから告白なんてしないって決めてたのに…。
私のバカ。
「そうかな。意外と女子高生と友達になれるとか思ったりして」
「あの人はそんないい加減な人じゃない」
「ていうか、その人のことなんもしらないくせに」
「…」

