土曜日、バイトが終わりすぐに家に帰って。
母は、キッチンで準備をしている。
「ただいま」
「おかえり。
そうだちょっと見て」
母は、ご機嫌にテーブルにおかれたプラスチックの箱を開ける。
そこには、大量のかに。
「すごいね」
「でしょ、この間川北さんと言った旅行の時に買っておいたの。
川北さんも航也さんもカニが大好きって聞いたから。
うちも、琴子も好きだけど家でカニ鍋なんか最近しないっていったら川北さんがしようって」
「…」
母の満たされた笑顔。
母の幸せがわかる。
これでよかったんだ。
私も、母の笑顔で幸せになる。
「琴子、手伝ってくれる」
「うん」
夕方になり、川北さんと航也さんが来た。
「琴子ちゃん、こんばんは」
川北さんは、私にあいさつをした。
なんか母の恋人って思うと照れる。
私は、会釈をする。
川北さんの後ろに航也さんの姿。
航也さんと目が合う。
母は、キッチンで準備をしている。
「ただいま」
「おかえり。
そうだちょっと見て」
母は、ご機嫌にテーブルにおかれたプラスチックの箱を開ける。
そこには、大量のかに。
「すごいね」
「でしょ、この間川北さんと言った旅行の時に買っておいたの。
川北さんも航也さんもカニが大好きって聞いたから。
うちも、琴子も好きだけど家でカニ鍋なんか最近しないっていったら川北さんがしようって」
「…」
母の満たされた笑顔。
母の幸せがわかる。
これでよかったんだ。
私も、母の笑顔で幸せになる。
「琴子、手伝ってくれる」
「うん」
夕方になり、川北さんと航也さんが来た。
「琴子ちゃん、こんばんは」
川北さんは、私にあいさつをした。
なんか母の恋人って思うと照れる。
私は、会釈をする。
川北さんの後ろに航也さんの姿。
航也さんと目が合う。