昼休み。
いつもの場所でお弁当を結衣と食べる。
土曜日のことを結衣に話した。
「航也さんももうちょっと気をきかせてほしいね。
琴子が告白したのわかってるのにそんな関わってくるなんて」
「うん…」
「でもちょっと嬉しかったりする?」
「…」
図星。
「やっぱり」
「違う、そんなことない」
私は、全力で否定する。
「いいよ、でも悩むところだよねー。
母親の彼氏の息子で彼女持ち、10歳も年上。
社会人と女子高生なんて」
「…」
彼女になりたいなんて思わない。
なれっこない。
ただ、好きなだけ。
今のままでいい。
「やっぱり、どう考えても無理だよ」
「わかってる、ただの憧れだから」
「うん…そう思ってるんならいいけど」
そう、ただの憧れ。
年上に憧れてる。
よくある話。
いつもの場所でお弁当を結衣と食べる。
土曜日のことを結衣に話した。
「航也さんももうちょっと気をきかせてほしいね。
琴子が告白したのわかってるのにそんな関わってくるなんて」
「うん…」
「でもちょっと嬉しかったりする?」
「…」
図星。
「やっぱり」
「違う、そんなことない」
私は、全力で否定する。
「いいよ、でも悩むところだよねー。
母親の彼氏の息子で彼女持ち、10歳も年上。
社会人と女子高生なんて」
「…」
彼女になりたいなんて思わない。
なれっこない。
ただ、好きなだけ。
今のままでいい。
「やっぱり、どう考えても無理だよ」
「わかってる、ただの憧れだから」
「うん…そう思ってるんならいいけど」
そう、ただの憧れ。
年上に憧れてる。
よくある話。

