私は、呼び出された
男子の前に行った。


「どうしたの??」


「あの俺、安西琉羽っていいます。ここじゃ何なんで、裏庭に行きません?」


琉羽君は、そう言って
私と裏庭まで行った。


「俺、入学式の時にいた先輩をずっと忘れられなくて…あの、付き合って下さい…。」


こっ告白っ??


どうしょう…


「あっ、返事はすぐじゃなくていいんで…。」


「あっうん、じゃあ少し考えさせてくれる??」