「伊藤君、もう起きれる?」 「もう大丈夫!それから伊藤君って呼ばなくて良いよ?」 井上の顔がまた赤くなった。 「何て呼んでいい?」 「ハルカでも伊藤でも…」 「ハルカ君って呼んでいい?」 「ハルカ…君??」 新しい呼び名の誕生!! 「何か君をつけた方がイメージがいいなって……」 「いいよ、ハルカ君…で」 井上が目をキラキラさせながら喜んだ。 「んじゃ、ハルカ君で!!」