「じゃ俺達はそろそろ帰るよ」 外が暗くなり河田も大分落ち着いてきた所で俺は帰ろうとした。 「ねぇハルカ?今日私サナの家で泊まるよ?」 「そうか、余り邪魔するんじゃないぞ?」 玲は井上のダウンロード通知を調べると同時に井上の傍にいるため、泊まる事になった。 「伊藤君、遅くまでありがとね?」 井上が玄関まで見送りに来た。 「大丈夫だよ、井上も色々気を付けろよ?」 井上は頷いてまた明日と言って別れた。