「ねぇサナ、神崎さんの葬儀っていつ??」 玲が歩く途中に聞いた。 「多分明後日かな?? まだ美帆の親もショックで何も出来ないし…」 玲は暗い顔をしながら言った。 「親友が早くいなくなっちゃうなんて、心細いよね…私も神崎さんと仲良くしてれば良かった…」 女子二人は溜め息を漏らしながら、自分達の携帯を見ていた。 「ここか?」 ついた所は立派な古い図書館だった。 「うん。この図書館、入ろう!」