よく色々な所を見るよな女子は…
「玲、指は何本ずつ赤くなってたのか?」
「…一本だけ、痛そう…」
一本だけ?
「真っ赤って感じだったよ?ハルカ分からなかったの?」
「指の事なんだけど…」
井上がおぼんを持って部屋に戻ってきた。
「…玲声デカイ…うっ!!」
玲に愚痴を言ったら腹を肘で殴られた。
何気痛い…
「どうしたの?」
玲は冷静に井上と話していた。
「どうしたの?伊藤君…お腹痛いの?」
俺が玲に殴られた所を押さえていたのを見られた。
「大丈夫!大丈夫!!」
玲は一瞬俺は睨みつけた後、笑顔で話してきた。

