Ⅹ#Sound.t.DL


流石、女子。
部屋はとても綺麗

白と茶色で統一された部屋は図書室みたいだった。


「何か…飲む?」


井上が聞いた。


「…じゃ水」

「私は、お茶でいいよ?」


俺と玲が頼んだ後、井上は直ぐにキッチンへと急いだ。


「…ねぇハルカ?」

「何?」

「…サナちゃんの指が赤くなってたよ…?」

「ホントか…!?」

「…小さな声で話して!」

「何でワザワザ…??」

「今、サナちゃんの様子がおかしいからだよ…!」