「取られたく無い?俺はそんなシスコンじゃないぞ?!」 寺島の考えは馬鹿馬鹿しいよ… 娘を離したく無いなんて、何処のオッサンだよ? 変態だろ。 「アラッ?ホントは少し、涙に惚れたんじゃないの?」 母さんが嫌味で言った。 「茶化すのもいい加減にしろよ!」 「可愛く無いわね…」 母さんはクスクス笑った。 でもホントは悲しいんだろうな… 一気に二人も大切な人を失って。