「分かった。じゃ私の携帯を貸して」
俺は井上が持っていた涙の携帯を渡した。
「今からハルカにダウンロード通知を送るわ、あの子は死なずに済む」
涙はダウンロード通知を俺に送った。
「制限時間は後一分だよ」
♪♪.♪~♪.♪
俺の携帯にダウンロード通知が来た。
そしてピアノのサウンドセラピーが速くダウンロードされていた。
「全曲ダウンロードされる終わった時点で貴方は死ぬわ…」
涙は静かに言った。
「親友にダウンロード送ればハルカは死ななくても良いのよ!誰かが死ねば復讐は終わるよ?」
「絶対に仲間は殺さない…」
俺は自分が死ぬのを待った。

