「ねぇ!!今からカラオケ行かない?」
玲が突然の提案に皆が驚いた。
「玲ちゃん…今私逹、RUIを探さなきゃ行けないんだよ?」
井上も玲の馬鹿振りに呆れていた。
「私だってRUIに対しての不安はあるよ?でも、ずっと探すなんて疲れちゃう!!だから、私は思い出を作りたいと思います!!」
かなりテンションが上がっている玲を冷静にするのは大変だった。
「思い出って何だよ?」
俺が念のため聞いた。
「私は仲間の為なら死ねる、だから最後に皆と仲良い所をRUIに見せてやりたいの!!仲間はこんなに良いんだよ~って!」
玲の言葉は誰も言えない程強くて、そしてRUIに対して挑戦的だった。

