Ⅹ#Sound.t.DL


ペンキ塗りのビルには陸と玲の姿があった。

なんだ。
皆意外にセッカチだな…
っと独り言を言いながら皆の元へ着いた。


「ハルカが遅刻~!」


玲が俺を茶化してくる。


「速く中入るぞ」


俺は直ぐに防音室に入った。

井上の顔はまだ赤かった


「サナ、顔赤いけど大丈夫?」


玲が井上に話しかけた。


「大丈夫だよ…!気にしないで!!」


井上は俺が話しかけて来ない限り、向こうからは近づいて来ないだろうな。