俺達を乗せたタクシーは病院に着いた。 陸の連絡は病室にいる。 これだけだ。 タクシーを降りた後急いで陸の所へ向かった。 陸は1人、ベッドに横たわってる男性の横で啜り泣きをしていた。 「…陸?」 俺は陸の名前を呼んだ途端に横たわってる男性をみてしまった。 俺は病室を出ていった。 誰も見られたくなかった。 今1人になりたい。 誰も邪魔されたくない。 俺はトイレの狭い部屋で泣き声が聞こえない様に水を何回も流しながら泣きわめいた。