流石、廃墟…
埃や蜘蛛の巣が彼方こちらにあった。

玲はずっと絶叫していた


「ヤバイ、汚い!!」


玲が俺の腕を強く握る。


「痛ッ!!掴むな!!」


携帯のホワイトライトを照らしながら行き先は防音室。


「ハルカ…帰ろう…RUIを探す前に死んじゃう…」


玲は半べそかいてた。

弱虫だな…