「私はもう楽器を弾く事が出来ないのよ…なのに、こんな下手な趣味で弾いてる人が平凡に楽器を楽しむのが……」 RUIは目から大量の涙をながした。 「…許せない、私は指を切られたのよ…大事な、大事な楽器を弾くための指を切られたのよ!!!」 RUIはとてつもない叫び声で泣き出した。 「…指を1本切られた9本の指で、閉じ込められた練習場の中で、誰かを待った。 でも誰も来ないの… だから9本の指で私は楽器を弾いたの…待ってたの、ずっと……誰かを…」 RUIの姿はスウッと消えていった。