Ⅹ#Sound.t.DL

「…痛いッ!!…嫌、止めてぇ…!」


RUIはカッターナイフで井上の指を切ろうとした。

鼓動が一気に速くなった


「RUI…!卑怯だ、止めろ!!」


RUIの体を掴も事が出来た、でもRUIに撥ね飛ばされた。

腹の傷口が痛む。
でも俺はひるまずRUIから井上を離そうとした。


「ハルカ君…もう良いよ…」


井上が涙を出しながら呟いた。


「井上…弱音を吐くな!!一緒に解決するって言っただろ?」


井上の指からは数滴の血痕が床に落ちてきた。