Ⅹ#Sound.t.DL


「まぁ、そうですね色々と気になる事とかあったり」


「何かあったんだね??」


「あったと言うか…」


眼鏡から覗いてくる寺島の目が怖かった。


「話しなさい」


RUIが死んだとは言えない、だからといって黙るのも罪悪感が残る。


「ヒーローが逃げてしまうのかい?」


俺はヒーローじゃないけど。


「RUIの事でも良いから」


寺島が俺の口から話す言葉を受け入れる事が出来るなら…


「どんな事でも良いから話しなさい」


貴方には話します。
RUIの真実を……