「君、どうした?チャイム鳴ったぞ??」 寺島がトイレに入ってきた。 「何で寺島さんが…?」 「君達がちゃんと授業を受けてるか、見に来たんだよ??」 寺島はフフッと笑い自分の姿を確認していた。 「学校に入る為の…」 「証明書はちゃんともってる、何故なら私はこの学校の生徒だったから!!」 へぇ~意外。 だからチョクチョク学校に入ってきたのか。 「また考えてるのか?」 寺島は俺の顔をチラッと見た後、また鏡を見た。