俺は心臓をもぎ取られそうな程、痛めつけられた。


「…はぁ…はぁ……」


(もうこりたかしら?もう辞めて、私が嫌と言う人間は皆殺しにするの…)


「…お前はそれで満足なのか…?」


俺は最後の質問をした。


(…とにかく、共通点がある人間は皆殺す、それが私のやらなくてはいけない復讐だから…)


RUIとの通話は途切れた。

つまり、RUIには過去に親友あるいは大切な人にとんでもない事を犯されてしまったのだろう。


そしてその裏切られた親友にある共通点を持ってる人間はとにかく居なくなるまで殺す。


それがRUIの復讐なのだろう。