「お前は、何でそこまで人が知ろうとする答を邪魔する??」
俺は出来るだけ声を絞り出した。
「…信じられないからよ!!裏切られたからよ!!」
RUIは急に気が狂った様に泣き出した。
「どんなに仲が良くても人は急に心が変わるの!!
人間に最高な毒を浴びせて…!!」
毒…??
毒とは薬の事か?
「人間は一つの言葉で変わってしまうの!私は……」
RUIは話を辞めた。
その先を言わないと黙った。
「RUI!!お前は親友に裏切られた事でこんな騒ぎを起こさせているのか?」
「私が味わった苦しみをそのまま教えるのよ!!!」
━グサッ━━………!!!!!
「貴方は邪魔よ!!邪魔者!!!私を捜そうとしないでぇ~!!!!!」
俺はRUIの叫びと痛みによって気を失った。

