数十分して俺はバスを降りた。 時刻はもう夕方。 まだ自分一人だけでは一件も探してない。 まずは地図を広げて… 「これ……??」 俺の目の前に探していた練習場を見つけた。 紫一色でペンキ塗りされたビルに音楽事務所があった。 ちゃんと防音室もある。 「廃墟、しかも鍵がない」 ちょっとした嬉しさが沸き上がってきた。 「一発で当てたか??」 俺は事務所のドアを開けた。 勿論鍵がかかってないからすぐに入れた。