「よし、私が話したかった事は以上だ、学校に戻ろうか」 寺島はクルッと学校側の方を向いて歩き出した。 マイペース過ぎる… 「所で、仲間とは何人かな??」 「俺を入れて四人です」 「親友同士かな?」 俺は頷いた。 「気をつけて情報収集しなきゃな?サウンドセラピーはベートーベンなみだ!!」 ベートーベンほど運命を息苦しいものは無いけど… おそらく、寺島が言いたかったことは、ベートーベン並みに曲の威力があるって事だな。