イマジン

「月の世界に入る方法は二つ。
中の監視者に開けてもらうか、
ジークフリードと同じように
外側から障壁を突破するか。

私と月の監視者の通信は許されてるけど、
内側からあける方法は、
できれば使いたくない。
監視者が私達を歓迎しないかも
しれないから。」


「でも、あなたたち賢者
が友だったように、
その監視者も友だったのでしょう。
話せば分かるということは
ないのですか。」


「…イマジンと私達賢者は
かつて仲間だった。
イマジンはぶっきらぼうだけど、
本当にいい人だった。
それが演技でなかったこと
だけは確か。
なのに狂ってしまった。

月の監視者も何万年と生きて狂ってるかもしれない」




「………」


「私は月の世界に入る方法を探すわ。
あなたは出来るだけ仲間を集めて。信頼出来る仲間を。」


「………え?」



「今度ばかりはこっちに分が悪すぎる。
セカイで最大の文明が相手なのよ?
ジークフリードの話から察するに、
彼は月の世界でかなりの地位に
つかされている。

あらゆる手段を使って
私達を排除するでしょう

あなたと私達三賢者だけじゃ
たぶん太刀打ちできない。」