ああ死にたい。
わが神よ、偉大なるイマジンよ、
どうか安らかに死なせておくれ。
死にたいですって。変な人ねぇ。
私悲しくなることはあるけど、
死にたいなんて一度も思ったことないよ。
それは君が子供だからさ!
我々大人の何百万分の一も
苦労してないくせに!くせに!
失礼だなあ。私だって
たまーには苦労してるのよ。
それに、死ぬのって、きっと
とってもつらいことよ。
私知ってるんだから。
はっ!これだから子供は!
いいか、人が死を恐れるのは
ただのイメージにすぎない!
大いなる勘違いだ!
死の瞬間の苦悶の表情をみて、
死を恐怖ととらえる。
いいか、死は安らかである!
何故なら~
ふーん、要するにあなたは、
眠りたいのね?
ほんとうにぐっすり寝てる。
これなら目が覚めたとき
とっても爽やかになってるはずよ。
もし目が覚めなくても、
眠り続けるのなら、それも
本望じゃない?