「よし!スタメン体調は大丈夫か?ベンチの奴らもいつスタメンが怪我するか分からないから、ちゃんとアップしておけ。」
「「はい!」」
「それから3年、お前らはこれから1回でも負けたら引退で終わりだ。
そのこともよく考えて試合に臨め。
いいか!絶対気を抜いたりするなよ。その時点で試合は終わりだからな。」
「「はい!」」
「じゃあ行くぞ。」
「「お願いします」」
みんな礼をして控え室から出て行った。
あたしはみんなが出た後電気を消して、鍵をかけて急いでみんなの所に向かった。
どうか誰も怪我をせずに、この試合に勝てますように。

