『ジュース取ってくるから、適当に座ってて』
『はーい!』
あたしはいつも座ってるソファーの上に座って待っていた。
何だか希美が来る前に眠っちゃいそう。
希美の家に来ると安心しちゃうんだよね。
第2の我が家?みたいな感じで!
「杏、ドア開けてー!」
「今行く!」
希美の声が聞こえて、ゆっくりドアを開けるとこんなに食べれるの?ってくらいの
カレーライスとお菓子とジュースをお盆に載せて持ってきた希美がいた。
『お待たせ~』
『あ、ありがと!』
希美は足でドアを閉めて、重たそうにテーブルの上にお菓子とカレーライスとジュースの載ったお盆を置いた。

