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「それで、いったい話って何?」
「ごめん。あたしあんなこと1番最初に言ってたのに山下先輩と付き合ってる。」
あたしは正座をして希美に謝る。
今となってはあの頃の自分が恥ずかしすぎる。
「知ってた。きっとそうだろうなとは思ってたし。」
もう隠すことはないのでそれからあたしは今までの経緯を全部話した。
「あたしね、優と別れようと思ってるんだ。優の夢をどうしても守りたいの。サッカーをしてる優をこれからもずっと見ていたいの。だからお願い、あたしに男の人を紹介して下さい。」
正面にいる希美はあんた何考えてるの?と顔をしてあたしを見ている。
「紹介できない訳ではないけど…どうして?優先輩が引退するの待ってればいいじゃん。」
「待ってたいけど、別れる時に絶対理由を言わなくちゃいけない。その理由が優の夢を守りたいって言ったって優が認めてくれる訳がない。」
「そりゃそうね。要は優先輩が引退するまでの彼氏が必要な訳ね。」
と希美は何かを考えながら話した。

