Side 杏
卒業式の次の日からあたしは優のことを避け続けた。
部活で必要最小限の話をするくらいで、
プライベートは一切なし。
メールも電話も来たって返信はしない。
だから当然2人で会うことだってない。
こんな状態はよくないことだって1番自分自身分かってる。
優のサッカープレーに支障が出てきてるのだって分かってる。
だけど、優はいつになってもあたしを呼び出すことはない。
きっとあたしを待ってるんだと思う。
でもこんな弱い役立たずなあたしでも優の夢だけはどうしてもどうしても守ってあげたかった。
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