食べ終わってみんなはお茶を飲んでいる中、あたしは洗い物をしていた。
それを見兼ねた先輩のお母さんがこっちに来た。
「今日は美味しい料理をありがとうね」
「いえいえ、大したもの作れなくてすみません。」
「優の彼女が杏ちゃんで良かったわ。優のことよろしく頼むわね。」
とにっこり微笑む先輩のお母さん。
「はい。」
あたしもにっこり微笑んだ。
「今は必死に交際してるの隠すので大変だと思うけど、もし何かあったら頼ってきなさいね。まあ、優が何とかすると思うけどね。」
「ありがとうございます。何かあったらよろしくお願いします。」
それからも2人でいっぱい話して気付いたら洗い物を終えていた。

