「…宮!二ノ宮!」 「え?あっ…はい!」 周りを見るとすでにあたしが派手に落としたボトルは全部洗い終わっていた。 「今日の二ノ宮なんか変」 先輩はいつもよりちょっと低い声で言うと、あたしの腕を掴んで部室に連れ込んだ。