翌日。 あたしはみんなよりも早く起きて各部屋に行ってみんなを起こした。 そんな中起きない先輩が1人。 周りの部員たちが 「おい、起きろよ!」 と言いながら揺すったり、ちょっとしたいたずらをしても さっぱり起きようとしない。 しかもその先輩は山下先輩。 あー寝顔もやばい! もうずっと見てたいから寝ててくださいって感じ。 「…みや。二ノ宮!」 「あっ、はい!」 呼ばれてるのに気づかなくて 呼ばれた方に振り向くとすでに着替えた萩原先輩がいた。