「え…あのっ…」
「お願いだよ。この頃体調があまり良くなくてねぇ…」
「わかった、すぐ買ってくるから待ってて!」
「え、春?!」
「優太も行こうっ」
優太の手を引くが、それをおばあちゃんは止めた。
「彼氏さんはお部屋でお待ちなさいな。春、また後で夕飯の支度の手伝いをしておくれ」
「そか、優太に悪いもんね!じゃあ行ってくる!」
駆け足で家を出ていく春。
優太は呆然としながらそのやり取りを見ていた。
春は……おばあちゃんバカなのか?
とか考えたりもしたが…。
「いやぁ、まいったねぇ」
おばあちゃんはまた困ったような顔をし、ポソリと呟いた。
「今までは聞かれたことがなかったから、言わないでいたけれど…。あなたには話しておこうかしらねぇ」

