すると、家のチャイムが鳴った。
「こんな朝早くから?」
「さて…誰かしら」
「私、見てくるよっ」
そう言ってパタパタと玄関へ向かう。
鍵を開け、ドアを開くなり、私は目の前に現れた人物を見て目を丸くした。
そこにいたのは……。
「ゆ…優太?!」
「…はよ」
「あらあら…いつの間に、春にもこんな恋人さんが出来たのかしらねぇ」
後から来たおばあちゃんは、優太と春を見るなり微笑ましそうにしている。
「春も、そんな年頃かね。早いものだねぇ、全く」
「お、おばあちゃん…」
「朝早くにすみません。春を向かえに来たんですけど…」
え……?
私を向かえに?
「ってことは…」
「……ダメ、だったか?」
下を向き、目だけこちらに向けている彼の表情に、春の心臓がドキリと高鳴った。
これって、まさか…。
一緒に登校ってやつですか…?!

