『…………─アキホ?』 『─ッ!!』 やけに 昔を思い出す1日だった 今日が おかしかったのは それだけだったはず いつもより やたらとあの人の事を思い出す─ 『ど…して… なん…で…?』 あの人の笑顔─ 『ちょっと近くを通りかかったから。』 あの人の声─ 『アキホが元気にしてるかと思って』 あの人の目 『様子を見に来たんだ』 あの人の…─全て 『元気にしてた?アキホ。』 あぁ─ あなたに呼ばれるだけで私は─ 『…………ユウ…マ。』 ─死ぬほど幸せな気持ちになるよ