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浮かんでくるのは 昨日の事。




─ユウマに撫でられた感覚… まだ覚えてる……





おっきくって少し骨ばった手。




何よりも愛しくて 誰よりも大好きな人の手。





何気ない事も全部 ユウマがすると"特別"になる。





『今日も会えるかなぁ…───』







なんて もう頭はユウマでいっぱいで。






─こりゃきっと今日の授業は頭に入んないな。







そう思いながらも お風呂を出て 学校に行く準備をする。





母が 出かける前に作ってくれた ご飯を食べて

いつも通り家を出る。




エレベーターで下まで降りて エントランスを過ぎた。





『んーっ!!!!!』 と 体を伸ばして


『 よし! 行きますかっ!』 気合いを入れて学校へ。