それ以来本気で言うことが怖くなり……

いつでも逃げ道をつくれる様に軽い態度しかとらなくなった。


元々クチがうまかった上にさらに軽くなって

長年…やってるとそれが当たり前になってきちゃって

相手に本当に伝えようと思っても…無意識にクセが邪魔するのか………ちゃんと伝わらない。


人の人格をかえるくらい…それだけ翔太は初恋で傷ついたし…
もう傷つきたくなかった。


「さて早いけどもう寝るべ。
またサチは何回でも誘うさ…。
瞭我さんが少し気になるけど……いいって言ってるし。
だったら遠慮なく。」

翔太はお気に入りのヒョウ柄ベッドに入り


しばらくして眠りについた