君がくれたもの

瞭我は病室に行き布団へ横になった。


人前では無理をしていたせいもあり、気をはっていたが…
一人になって痛みに顔を歪める。

もらった痛み止めを飲み薬がききはじめるとすぐに熟睡できた。


……瞭我はお昼すぎに目を覚まし、もう一度診察してもらい会社に事情を説明してしばらく休みをもらえることになった。


自宅へタクシーで帰ることにした。


自宅へ帰る途中喧嘩のあといなくなった翔太のことを思い出す


「そういや…あいつどうしてるんやろ。」



(一度家についたら電話してみるか…)

そう心に決め、タクシーにお金を払い脇腹を手でかばいながらマンションへと急ぐ。


マンションにつき、ソファーに身を沈め落ち着いた頃


携帯をとり翔太に電話する