君がくれたもの

ニーダ「一緒に色んな所にいきました。

…今は瞭我さん俺達を信頼してくれてますが…
あの人は俺達と一緒にいる時と他の人と一緒に居る時の態度全然違うんですよ…。」

トドウ「あんまり言うと怒られちゃうかもしれないけど…俺達には厳しい面もあるけど対等に扱ってくれて深い愛情がみえるいい先輩なんですけど……
他の人には冷たいって言うか…
すごい壁があるって言うか…
色んな顔をあの人は使いわけてますね。たまにどの顔が本物なのか分からなくなるときがあります。」

「そっか……もういいよ。ありがと。言われてもあたしはまだ何も知らないからわからないし…」


「そうですよね…すみません。でも本当にあの人すごい暖かい人なんで…」


「うん。あたしもそれがわかるょうになったらいいね…」


サチはそう言うと窓の外を眺めポーッと思いふける


車内は有線のラジオだけがただ響いていた…