君がくれたもの


瞭我はやりたいことも夢もなかった。


毎日生きることにもウンザリしていた。

だからといって、死にたいわけではないが……

なんとなく生きる為に働いて・遊んで……


そして熱くなれるものがないせいか……

やる気がないせいか……

何やっても長続きしない性格もあり


また各地を転々としている為、本当に心から話せる人や信頼出来る人も少なく


そういう人が出来ても

他県に行けばなかなか会えないし連絡もあまりとらなくなる。


そしてまたイチからのスタート…

もとはと言えば、転々としてる自分の責任。


その場の状況にあわせ、一期一会でやっていくしかなかった


そんなことを繰り返し
大人になれば成る程その状況にも慣れ

いつの間にか本当に大切なことがわからなくなってきた