時計を見ると
昼休み終了まで
後2分だったから




席を立ってごみ箱に
飲み干したジュースの
パックを捨てに行く





立ち上がると
向かいですやすや寝ていた
胡桃が顔を上げて


「もう時間?」

と半目状態で呟いた




「後2分」

「ん..ふぁあ..」



小さくアクビをしてまた
眠りについた胡桃