本当のことを云うのって、すばらしいことみたいだけど、実際はどうかなって想うことがあるんです...

何かに悩み、本当のことが云えなくて、自分に後ろめたさを感じ、その影に怯えながら生きていく...

それって辛いですよね...

他人にとっては些細なことでも、自分には深刻なこともあるし、本当のことを云っても、それがどうしたってことにもなる...

 もし本当のことを云って自分がすっきりしたとしても、そのことが云った相手に取り憑くことだってあるんだよ。

自分はすっきりしても、その悩みの数倍の辛さを相手に背負わせることもある...

そこまで考えることもないのかも...

でも、そこまで考える優しさも必要なのでは...

 本当のことが誰かを傷つけるなら、自分自身だけでいい...

そんな想いもちょっぴり感じ、それでもやっぱり本当のことを云おうと思う。

うそをうそで固めたら、もう真実など出しようがないもの。
本当のことなど...出番なし...

それって、淋しく悲しく虚しいものだよ。

本当のことをぶつけて、それで初めて話が始まる...

そんな人生を生きたいな...そんな人生でありたいな...

素直にそう思う僕は、甘ちゃんなのかな。

矛盾が矛盾を呼び、頭の中は...茫然自失...

キズつけるばかりでどうするの...やっぱり優しさが一番だよ...


 *灯りのない部屋はもの悲しい...でもその空気を感じると何だかすがすがしいんだ...*