その日の夜…
あたしはみいに電話をかけた。
『もしもし、夢!』
みいの声は
いつにも増して、高かった。
『みい、おめでとう』
『ありがとう!
あたし、今がいっちょん、幸せかも!』
電話ごしでも
みいの気持ちが伝わってくる気がした。
修学旅行2日目のコト…
この日は自由時間で
あたしは奏と出かけた。
みいと大も誘おうと思ってたのに、大が2人で、とみいを誘った。
いつも、言い合いばかりしてるけど、その日は雰囲気が違ったらしい。
大はみいに自分の思いを伝えた。
『ずっと、好きだったけん。
俺にみいを幸せにさせてくれ』
って。
みいはその言葉を受け取った。
それで
2人は付き合うコトになったらしい。
やっと
繋がった2人の気持ち。
幸せそうなみいの声に
あたしまで胸が弾んだ。
あたしの大切な人どうしが
幸せになる。
自分の物とは違う、幸せの形。
変わらないでほしい、と切に願う。
皆が幸せであり続けますように…
でも
神様はあたしたちの味方をしてくれなかったんだ…。

