君の隣




あたしが強くなったのは
奏のおかげ…



『奏がそばにいてくれたから、
あたしは現実につぶされなかった。
今、笑ってられるのも奏がいてくれたから。
奏にはすごく感謝してる』



『夢の中で、奏は特別なんっしょ?
大事にしなきゃいけんね』



『うん、大切にしたいと思う。
奏を傷つけたくはない』



『そぎゃん風に、誰かを好きになるのって
すごく素敵なコトだが』



『みいだって、そんな風に
大のコトを思ってるでしょ?』



『よく分からんが。けど、好きだけん幸せに
なってもらいたいと思っちょる。
あたしと一緒になることが
幸せじゃないんならそれでいいけん。

大には世界一、幸せになってほしい』



『みいの方が大人だな。あたしは欲が出ちゃうよ。

奏にはそばにいてほしいし、
他の誰かに渡したくない。

あたしは、少し重いな。

奏の幸せも考えなきゃ』



『それはそれでいいと思う。
その感情は当たり前の物だけん。
それくらい、奏が好きなんしょ?
その気持ちは同じ。

だけん、心配しなくて平気だが』


『そんな風に考えたコトなかったな。
ありがとね、みい』



『うん、夢には幸せでいてほしいけんね』



『あたしも。
みいには幸せでいてほしい』